一人暮らしで犬を飼うことは難しいこととも言えますが、できないわけではありません。犬が小さいころにしっかりとしつけをして、トイレと食事ができるようになれば、日中は外出しても問題はありません。食事については自動的にエサをあげる機械もありますし、外出できる時間が長くなるようであれば、あらかじめ準備しておきます。
ただあまりにも寂しい時間が続くと、無駄に吠えたり部屋を汚くするなどのトラブルもありますので、なるべくそばにいることも大切です。外出しても帰ってきたら、1日、1、2回は散歩に連れていくことでペットと飼い主の関係は築くことができます。定期的にペットの居場所は掃除するようにして、おしっこシートは定期的に換えて、ゲージがあるのならその中はしっかり掃除して犬が安心して過ごせるような環境を整えます。
また、自分でどうしても見ることができない、出張など宿泊になるため自宅に帰ることができないときは、無理をしないで実家や知り合いに預けたり、ペットホテルなどを利用してもよいです。知り合いに預けると預け先でトラブルになったとき対処することが大変な場合もありますし、お礼も発生しますので、食事や健康の面でのサポートもしっかり受けられるペットホテルの方が楽に預けられることもあります。ですからペットを最初に飼う時は、預け先を考慮してからのほうがより安心です。それでも心配な場合や、ペットの様子を見ておきたい時はカメラを設置して、日中出先からでもペットの様子を見られるようにしておきます。犬の安全もそうですが、普段犬が自宅でどんな様子なのか知ることができますし、より身近に感じることができます。
犬も成長や経験とともに慣れてくることになりますので、最初のほうは帰ったら自宅が荒れていても、だんだん落ち着いてくることもあります。犬と飼い主にとって無理をしない見守り方になればよいです。ペット可の住居を選んでのびのび過ごせるようにするのが良いでしょう。